国内現役最強馬を決める頂上決戦であるジャパンカップも今月末に迫ってまいりました。海外からの招待馬を含め、今年はどんなメンバーが集まったのでしょうか。
馬名 | 負担重量 | 想定騎手※ |
---|---|---|
アルバート | 57.0 | - |
キタサンブラック | 57.0 | 武豊 |
ゴールドアクター | 57.0 | 吉田隼人 |
サウンズオブアース | 57.0 | M.デムーロ |
ジャングルクルーズ | 57.0 | - |
シュヴァルグラン | 57.0 | 福永祐一 |
ディーマジェスティ | 57.0 | 蛯名正義 |
トウシンモンステラ | 57.0 | - |
トーセンバジル | 57.0 | 内田博幸 |
トーホウジャッカル | 57.0 | 酒井学 |
ビッシュ | 57.0 | 幸英明 |
ヒットザターゲット | 57.0 | 小牧太 |
フェイムゲーム | 57.0 | 北村宏司 |
ラストインパクト | 57.0 | 川田将雅 |
リアルスティール | 57.0 | - |
ルージュバック | 57.0 | 戸崎圭太 |
レインボーライン | 57.0 | - |
ワンアンドオンリー | 57.0 | 田辺裕信 |
外国馬 | ||
イキートス | 57.0 | 21-3 |
イラプト | 57.0 | 22-3 |
ナイトフラワー | 55.0 | 23-3 |
※騎手情報は随時更新していきます
今年人気しそうなのはキタサンブラック、ゴールドアクター、リアルスティールの3頭でしょう。
昨年のクラシックを賑わせたキタサンブラックは、現在7戦連続で馬券圏内に入っており安定感抜群です。秋初戦の京都大賞典では初めて1番人気に推され、見事に人気に応えて快勝しました。
距離は問題なく、消耗の多いレースは大歓迎。ただし、唯一の着外が日本ダービーの14着で、同じ東京2400mが舞台である今回のジャパンカップは鬼門となるでしょう。
昨年の有馬記念を優勝したゴールドアクターもここは得意な舞台です。東京2400mは1勝1回、2着1回、4着1回。2500mですがアルゼンチン共和国杯勝ちもあり東京は得意のコースです。
2走前の天皇賞・春ではイレ込みが敗因の一つでしたが、長距離輸送のない関東圏内のレースなら好走する可能性は高いです。派手さはありませんがきっちりと勝ち切れる脚をもっています。
リアルスティールも昨年のクラシックを賑わせたメンバーのうちの一頭です。前走は天皇賞・秋で惜しくも2着に敗れます。ドバイターフではR.ムーア騎手とのコンビで1着を獲りましたが、重賞10戦のうち2着入線が5回というシルバーコレクター。
主戦騎手の福永祐一騎手からドバイでムーア騎手へ、そして前走はM.デムーロ騎手へ乗り替わりとなりました。デムーロ騎手は今回サウンズオブアースに騎乗予定のため、どの騎手が乗るかが気になるところです。ムーア騎手とのコンビ復活も囁かれているので注目したい一頭です。
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今年の外国馬は3頭が参戦
イラプト(牡4、仏)とナイトフラワー(牝4、独)は昨年に続いて2度めの参戦となります。昨年のジャパンカップの結果はイラプトが6着、ナイトフラワーが11着に敗れています。
もう1頭のイキートス(牡4、独)は今年独のG1・バーデン大賞を優勝。しかしその後はG2のオイロパ賞で5着、前走の独G1のバイエルン大賞で4着と着順を落としています。
カナダのG1・カナディアンインターナショナルSを優勝したイラプトが今年は調子が良さそうなのでリベンジがどうなるかは面白そうですが、今年の海外勢も正直小粒感は否めません。
外国馬ではもう一頭、オブライエン厩舎のハイランドリール(牡4、愛)がジャパンカップか香港国際競走の両睨みでしたが、BCターフを優勝した後に香港へ進むことを発表しました。
賞金額も世界的に見ても高く、IFHAが発表したトップ100G1レースでは7位にランクインしているジャパンカップですが、まだまだ素通りされることが多く、もう少し工夫をしないと大物海外馬の来日はなさそうですね。